新興市場の株式投資

共同ピーアール

共同ピーアールのまとめです。

共同ピーアールまとめ

とりあえず平成20年12月期の純利益は赤字でした(T-T)、と。で、今後どうやって建て直すのだろう?と決算説明資料を見たわけですよ。すると・・・

・・・なんだこれ。

いきなり社員をドイツとベルギーに派遣!さらに農林水産省の継続受託!ときて、さらにインターナショナルボストンフードショー!

・・・・そうじゃねえだろっ!

共同ピーアールホルダーとしては・・・言いたくもなるでしょう(私はホルダーではないけど・・)

どこのコストが増加してこうなったのか?今後どうするのか?正直言ってさっぱり分かりません。危機感が感じられません。将来が見えません。唯一の希望としては、配当30円継続というところでしょうか。しかしこれもずっと継続されるとは限りません。

会社側はもっとこの「赤字」という状況に対して「何が原因でこうなって」「今後具体的にどうするのか」を明確にして、説明するべきなのではないでしょうか?

ただ、面白い点としては、プラップジャパンに比べて売上規模は上で時価総額が4分の1程度しかないということです。ということは、やり方によってはプラップジャパンと同じぐらいの利益は出せる(理論上は)ということなので、本気でコスト削減に取り組めば大きく化ける可能性もある!(のかなぁ・・・)

それに加えて、海外でのビジネスが上手くいって、国内のPR業界の認知度向上が相乗すれば・・・。夢が膨らみます。妄想とも言います(^^;)

会社が言うように、PR業界の市場そのものは可能性を秘めていると思うのですが、共同ピーアールが大きく飛躍するには、なにか変化が必要な気がします。何をどうすべきなのかは私ごときには分かりませんが・・・。とりあえず・・もう少し役員を若返らせてみては。

PR業界というのは、かなり広い範囲を扱っているようなので、今後インターネットや最新の広告宣伝などの知識も必要になってくるのではないでしょうか。その時に古い経営陣で対応できるのか?

共同ピーアールを調べてみて、改めてプラップジャパンの強さとバランスの良さを感じる結果になってしまいました。長い目で成長を楽しむならプラップ、一発大きく賭けるなら共同ピーアールといったところでしょうか。


割安度 ★★ ほぼ無借金で余剰資金もそれなりにあるが、なんせ実績ベースで赤字なので・・・割安といえるのか疑わしい。
競争力 ★★★ PR業界の中では、実績も知名度もあるはずなので、生き残ることは可能なのではないだろうか。
成長性 ★★ 売上は伸びているし、今後も伸びるかもしれないが、利益が付いていかないと意味が無い。
リスク ★★★★ もっとコスト意識を徹底して、筋肉質な会社にする必要があるのでは。
総合評価 ★★ 大化けする可能性もなくはないが、その可能性に掛けるには何か変化が欲しい。




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