新興市場の株式投資
キトー |
キトーのまとめです。 製造業の中で、業績が落ち込んでいて、何らかの要因で低評価になっており、しかし本来的な実力やシェアはあって、財務的にも強く、まだ伸びる余地がありそうな企業を探していたら、このキトーという会社にたどり着きました。 業績→赤字ではないにしろ、それに近い状態 低評価→カーライルが過半数 上場して日が浅い 流動性低い 地味 シェア→国内トップ 財務→実質無借金 伸びる余地→世界シェアはまだ10% 中長期では市場は拡大 ただ、今の状況で景気循環銘柄を買っていいものか?とか、身近ではない企業に投資することへの抵抗感もあって、とてもいい会社だとは思うのですが、判断としては難しいところもあります。 ピーターリンチによれば、景気循環系の会社を買うならPERが高くなった時で、現在の日本の企業(特に東証1部)全体で見れば、非常に高い数値となっており、景気循環系の銘柄を組み入れることもありなのかな?とも思います。 キトーは長期的な目標として、売上高1000億(世界シェア20%)を掲げており、仮に営業利益率15%とすると、150億ということになります。実際にこの目標が達成可能なものなのかは分かりませんが、不可能とはいえない潜在能力を感じさせます。 現在の景気低迷で業績は落ち込んでおり、またキャッシュフローの推移や在庫の状況は、気になるところではありますが、中長期で見れば、中々に面白い投資対象なのではないでしょうか。
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