新興市場の株式投資

インフォメーションクリエーティブ

インフォメーションクリエーティブ(4769)について分析していきます。

インフォメーションクリエーティブの事業内容

ソフトウェア開発(45.5%)・システム運用(35.4%)・ネットワークソリューション事業(15.1%)で、日立関連が約6割。顧客先に駐在して、継続的に仕事を請け負うビジネスモデル。

【強み】

顧客の職場に駐在するために、継続的な事業の請負があること。

【直近の業績】

09年9月期は小幅ながら増収増益を予想している。

【競合】

情報関連企業全般

インフォメーションクリエーティブの資本・財務分析

【株主構成】

10%超の株主は存在しない。筆頭株主は自社従業員持株会6.5% 株主に竹田和平氏 社長も2%程度

【経営者】

山田亨社長のインタビュー動画(社長名鑑)

【財務】

ネットキャッシュ+21.4億(うち有価証券は10.5億ほど)
有価証券の内訳 5億ほどは株式 他は債券等。有価証券については、どこかの企業の比率が高いというより、数多くの企業に分散している。自社株買いでもすればいいのに。

【株主還元】

配当性向は決まっていない。自社株買いは04年に若干数


事業規模 ★★ 売上高64億 従業員467名 
年収 ★★ 平均年収467万
財務力 ★★★★★ 無借金で余剰資金豊富
経営者・IR ★★★ 真面目な経営者 IR対応も迅速
株主還元 ★★★ 配当は若干多目


インフォメーションクリエーティブを投資対象として分析

2009/01/19 株価485円 時価総額18.8億 現在の株価

【成長性】

企業のIT投資額次第

【リスク】

企業のIT投資意欲の低減
日立関連の業績依存度が高いこと


【割安度分析】

実績PER22.9倍(特別損失のため) 予想PER5.63倍

業績達成+5%成長
 21.4+(3.4×12=40.8)=62.2(30.2%)

業績達成+無成長
 21.4+(3.4×10=34)=55.4(33.9%)

【指標等】

実績PER 18.84倍 予想PER 4.67倍 PBR 0.61倍
ROE 3.2% ROA 1.9% 自己資本比率 60.5%
ROIC 真のPER マイナス
株価399円で計算


インフォメーションクリエーティブまとめ


安いですね・・。ただし詳しい事業内容については正直サッパリわかりません。日立関連での駐在が多いので、結構安定しているのかな〜、というぐらいでしょうか。

株価のほうはネットキャッシュも下回っていますので、割安なのは間違いないでしょう。あとは、新興市場の中でもさらに僻地にいるような銘柄なので・・・いつ見直しが入るやら。



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