新興市場の株式投資
ゲンキー |
ジャスダック上場のゲンキー(2772)について分析していきます。(全2ページ) 福井県を中心にドラッグストア・メガドラッグストアを展開 売上の比率はメガドラッグストアが90.2%と高い比率になっている。
【売上構成】 全社での売上比率は食料品が44.9%と最も高く、次に化粧品の20.2%、雑貨の17.2%、ようやく医薬品の14.6%となっており、生活品がメインになっている。 出店地域 福井28 岐阜9 石川7 愛知5 富山1 【強み】 メガドラッグストアという業態は日本では珍しく、大型スーパー+薬局といったイメージ。日常品なら何でも手に入るし、しかも結構安く買えるのよ、一度行って見ない?ねぇ奥さん?なーんてところがウリ。 福井県でのドラッグストアのシェア首位 【競合】 コンビニ・ドラッグストア・スーパー・・・たくさん。 薬事法改正で医薬品販売が容易に。 【沿革】 昭和63年 藤永賢一氏がゲンキーつくしの店 創業 平成2年 ゲンキー設立 平成12年 メガドラッグストア1号店 平成16年 新興市場のジャスダックに上場 【従業員】
若干従業員の増加ペース速い 【経営者・役員】 社長は創業者の藤永賢一氏 昭和37年生まれ 役員数8名(うち監査役3名)役員の平均年齢が43歳ぐらいで若い! 【IR】 月次あり 決算説明資料なし 動画なし 【株主構成】 筆頭株主はフジナガインターナショナルキャピタルズ25.1% 第二位は創業者で経営者の藤永賢一氏19.3% 藤永家で44.4%持っている。 第三位(株)華 8.2% 詳細不明 藤永氏の持分は若干低下もフジナガインターナショナルが増加、合計では若干増 従業員持株会の保有比率が徐々に上昇 【資本政策】 新株予約権 640株 平成21年11月12日まで 行使価格 55,000円 新株予約権 1144株 平成22年9月30日まで 行使価格 149,500円 まだあるが、行使価格が25万円以上なので、とりあえず希薄化懸念の心配は上2つ。 発行済み株式数が30,384株なので、希薄化懸念は結構ある。 株式2分割を過去に2回 2004年に公募増資1000株 最新の会社四季報に増資検討とある。この株価水準で公募増資するのだろうか? 【財務】 大きく有利子負債に依存していることはないが、それでも少なくもない。 これ以上有利子負債を増やしたくないから増資ってことなのか。 ネットキャッシュ11.8−43.9=−32.1億 保証金15億 土地11.8億 【会計】 トーマツ監査法人 |