新興市場の株式投資

パチンコ・パチスロ業界メモ


パチンコ・パチスロ業界の市場環境については、近年は縮小傾向が続いているようだ。これは、特にパチスロ関係の冷え込みが厳しい。2004〜06年あたりは、人気機種の北斗の拳が一世を風靡していて、やや特需的なものがあったと推測する。

パチンコ業界の市場規模
2007年度までは(財)社会経済生産性本部「レジャー白書2008」
2008年度は竃野経済研究所による予測


この業界はヒット作にも影響されるようで、パチンコやパチスロで過去の北斗の拳のような凄いヒット作が出れば、盛り返すことも考えられる。

規制の関係もあって(機種の規制やカジノ法案)また、政権交代なども絡む可能性あり。
→民主党政権で規制緩和?

スロットに関しては、どうやら規制強化の影響が大きいようで、非常にギャンブル性の高かった4号機から、5号機への以降を期に一気に市場が冷え込んでいる。
→北斗の拳の反動も。

規制の緩和などがあれば、スロット好きな人が戻ってくる可能性もある。

1円パチンコは・・・ホールにとってマイナス面もある。なぜなら単価が安すぎて、ホールの儲けが少ないから。しかし、遊戯人口減少には一定の効果も?

部分禁煙や全面禁煙などで、一般客の増加も?今後も喫煙対策などを増やすホールは増えそうだ。
→横浜市は全面禁煙
→もしかしたら空調業界には追い風?→要調査

ホールの無人化(オートメーション化)の可能性あり。
→店員の減少→ホールのコスト低減→広告費増加につながる?
マースエンジニアリングのパーソナルシステム

この数年間で遊戯人口が減少していると同時に、廃業するホールもかなりあって(銀行が融資を厳格化)、だいぶ集約されたという感じはあるようだ。体力のあるチェーン店にはチャンス?

経済産業省の「特定サービス産業動態統計調査」によれば、平成20年10月〜12月期のホール企業売上高は前年同期比で6年ぶりに増加しておりパチンコホールの収益状況は改善しつつある



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