新興市場の株式投資

ゲームオン

ゲームオン(3812)の投資情報です。

2009/04/06 株価90,900円 時価総額90.5億 現在の株価

ゲームオンの株式投資を投資対象として分析

業績推移





赤カッコ内がネオウィズジャパンの合併部分

各タイトルの売上推移

平成18年 平成19年 平成20年
レッドストーン 3,250 3,514 3710
ミュー奇跡の大地 807 901 759
シルクロードオンライン 699 692 802
天上牌 436 657 612
SUN 506
その他 560 896 958
合計 5,754 6,662 7,350

主力のレッドストーンについては増収となっているが、稼動しているプレイヤー数が減少していることから、今後の収益の伸びは期待できない。むしろ急激な落ち込みが懸念される。また、他のゲームについても同様に減速してきている。

コスト分析

17 18 19 20
原価率 24.1 24.1 24.4 25.6
販管費率 45.0 40.9 51.4 50.0
営業利益率 30.9 35.0 24.2 24.4

原価のうち95%以上はロイヤリティ、つまりオンラインゲームの開発元に支払われるコスト
販管費のうち上位のものは、支払手数料、人件費、広告宣伝費 
支払手数料は、ウェブマネーなど決済に関する手数料

ゲームオンの成長性

オンラインゲーム市場全体がすでに成熟化してきている。
インターネット上はオンラインゲームの広告だらけで、すでに過当競争状態になっている。
今後収益を伸ばすには、新しい人気コンテンツを作るか、新たな収益源、たとえばゲーム内での広告収入やゲーム周辺のビジネスなどを模索していくことになる。

新たなゲーム、「Soul of the Ultimate Nation」「EA SPORTS? FIFA Online 2」「Alliance of Valiant Arms」「GUNZWEI」に注目する必要がある。

リスクについて】

新たに発表するオンラインゲームがコケること。
個人情報の流出(過去にこの業界で何度か発生している)
親会社の横暴?
ゲーム内での不正(これも業界内では深刻な問題となっている、例えば自動制御や、データの改ざんなど)

ゲームオン社に対するユーザーの不信や悪評 運営がひどいという話は尽きない。また過去にゲームの評価サイトなどで自作自演、つまり自分の会社のゲームを複数のユーザーになりすまして素晴しいゲーム!などと評価を故意に高める工作をした、という話もある。(ゲームオン社に限った話ではないが、特にヒドイという評価も)

【株式の割安度】

業績達成+無成長
 56.1+(12×10=120)=176.1(51.4%)

指標等

実績PER 9.11倍 予想PER 7.55倍 PBR 1.14倍
ROE 12.9% ROA 11.2% 自己資本比率 86.9%
ROIC 省略 真のPER 3.47倍
株価90,900円で計算



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