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日本ゲームカード

日本ゲームカードのまとめです。

日本ゲームカードのまとめ

まず、事業については、パチンコのホールで使われる機器を販売して、その機器によるシステムの使用料で収益をあげるビジネスモデルだと考えられます。パチンコホールがそのシステムを使っている限りは、使用料を得られるという点で、ストックビジネス的な安定性が期待できそうです。

それで、日本ゲームカードが使っている機器は実際どうなの?ということですが、正直言ってよく分かりません。仮に適当にパチンコのホールに行けば、2つに1つぐらいはゲームカードの製品を使っていて、自分でも体験できそうです。

しかしそれが主な顧客であるホールにとってどうなのか?品質は?値段は?サポートは?などと考えると、そこまでの情報は得られないでしょう。

そこで、決算書やその他の資料から、色々と推測してみるのですが、どうも数字上は競合他社に押されているようです。なんで押されているの?というと、これも良く分かりません(^^;)

こういう機器は会社によって差が出るものなんでしょうか?競合のマースエンジニアリングの製品は、パーソナルシステムといって、かなり性質の違った商品を売り出しているようです。こちらはぜひ別で調べてみたいと思います。

株価的には時価総額に比べて手持ちの余剰資金が大幅に下回っていますので、資産面でかなり割安とは言えます。ビジネスモデルも、完全に売り切り型の機器ではなく、ストックビジネス的な安定性もある程度ありますので、よほどシェアを落とさなければ、赤字にはならないと思います。

それにしても安いですね・・・。市場はよほどゲームカードの将来に悲観的なのか、パチンコとかギャンブルが大嫌いなんでしょうか。ギャンブル好きな人間が集まってるはずなんですけどね(苦笑)


割安度 ★★★★ 資産的にはかなり割安 事業面でもシェアを維持できれば、使用料のストックビジネス的収益は確保
競争力 ★★★ 競合に押されていることは数字上見て取れる
成長性 市場環境と過去の業績推移から、マイナス成長を覚悟する必要
リスク ★★ 下値は限定的と思われるが、徐々にシェア取られる可能性、それを市場がどう判断するか?
総合評価 ★★★ 事業面で巻き返しできるのか確信が持てれば・・・




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