新興市場の株式投資
フェイス |
フェイスの会社情報です。 【沿革】 平成4年 コンピュータおよび通信ネットワークを使っての音楽事業を目的として、株式会社フェイスを設立 平成13年 新興市場のジャスダックに店頭公開 平成14年 東証1部に上場 平成15年 株式会社ウェブマネーの株式を追加取得し、子会社化 平成18年 ギガネットワークス株式会社の株式を取得し、子会社化 平成19年 米国・欧州のコンテンツ配信事業の売却(MVNO事業撤退) 平成19年 子会社のウェブマネーが新興市場のジャスダックNEOに上場 【従業員】
【経営者・IR】 平澤創氏 フェイスの創業者 昭和42年生まれ 任天堂に2年ほど勤めその後創業 最年少で藍綬褒章を受章 平澤氏の動画(探したが一つしかなかった) 役員数は9名(うち監査役4名) 社外取締役に日本マイクロソフト社長の樋口泰行氏 他の取締役は3人とも昭和40年台の生まれで若い 平成19年のMVNO撤退と同時に、創業仲間の中西正人氏が退任 【株主構成】 筆頭株主は、社長の平澤創氏 39% 3位にインテル・キャピタル2.6%(平成18年から登場 吉本興業とインテルの投資部門) 以下は5%未満 平澤創氏の保有株式数 466,040→466,399(平成19→20年 若干買い増し?) 【資本政策】 新株予約権はあるが48,000円以上なので今のところは行使の心配無用 過去に3回、株式分割をしている。 【財務分析】 平成18年にギガネットワークスを120億円で買収する際に、有利子負債も増加したが、現在ではかなり健全化してきている。 現金135+有価証券19.4−有利子負債40.9−利用原価引当金33.2=80.3億 (平成21年3月期末) 利用原価引当金は子会社のウェブマネーでユーザーの購入後の未使用分 【会計】 新日本監査法人 のれん償却は5年均等 会計上の利益を圧迫 その他の減価償却についても資産内容に比べて金額が大きいために、会計上許される範囲でもっとも攻撃的(会計上はマイナス)方法を採用していると推測
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