新興市場の株式投資

ダイコク電機のメモ

東証1部上場のダイコク電機の分析メモです。2009/07/26

パチンコのホールコンピューターやら周辺機器、メーカーと機種開発も。

昨年度はヒット機種があって好業績、ただし今期は通常業績へ。業績の予想は保守的で最低ラインと見積もっている。業績次第では、配当増を検討

ダイコク電機の強み

技術力とデータ収集能力

技術力については、私のような一般人には分からないので、社員の話

データ収集については、ホールコンピューター(ホルコン)から送られてくるデータを、ダイコク電機がそのまま収集できるので、リアルタイムでのデータ収集が可能とのこと。

パチンコ業界は?

パチンコ業界は遊戯人口の減少に歯止め ホールの減少は続いている 客単価は減少 遊戯台の種類は、1円パチンコからマックスタイプ(ギャンブル性が激しい)まで広いがやや低下傾向 しかしホール毎の粗利は回復傾向にある

ホールは大型化 チェーン化 

競合は、サン電子 マースエンジニアリング 

製品情報

新製品の楽パス(楽PASS)は、低換金用の機器で、マースエンジニアリングのパーソナルシステムとは一線を画す。このあたりの事情はちょっと複雑そうだ。もともと特許はダイコク電機が最初に取ったらしいのだが・・(不満そうだった)

楽パスはやはり低換金用の機器なので、ホール側も利幅が狭いためにダイコク電機の旨みも少ない。値切られることも多いのだとか。

開発中の機種については秘密だってさ;;

投資対象として

キャッシュリッチで業績予想も保守的なようなので、妙味はあるかもしれない。ホールの粗利が改善しているといっても、それがすぐに設備投資に繋がるかは微妙 また機種のヒットは予測できないため、ややギャンブル。

過去に大幅な下方修正をしており、パチンコホールの設備投資については、かなりブレが生じることは覚悟して投資すべき。



株式投資メモに戻る     新興市場の株式投資 トップへ

パチンコ関連銘柄 ゲンダイエージェンシー 日本ゲームカード サミーネットワークス ダイコク電機 パチンコ業界メモ