新興市場の株式投資

クリップコーポレーション

クリップコーポレーション(4705)について分析していきます。(全2ページ)

クリップコーポレーションの事業内容について

事業内容

@学習塾の運営(51.9%)
小中学生向けに個別指導の学習塾を展開している 
Aサッカー教室(46.2%)
利益の62%はサッカー事業で稼ぎ出している。会員数が徐々に減少 
B弁当宅配事業
営業損失が続いている

新規事業の弁当の前は住宅関連だったようだ。

【事業の強み

学習塾の中では原価率が最も低い部類に入る(強みと言えるのか分からないが・・・)

正社員158人 臨時雇用374人 平均勤続年数4.4年 平均年収3,699千円

【事業の弱み

従業員の給与の少なさ、平均勤続年数の低さ 

インターネットでクリップコーポレーションの労働環境の悪さが多数指摘されているが、この噂は数字を見る限りあながち嘘とはいえないかもしれない。

【競合について

学習塾・サッカーともに競合が多数存在する。(参考)ステップの分析

【直近の業績

今期の通期業績予想を下方修正済 理由は主にサッカー事業の会員数の減少  

事業規模 ★★ 売上高46億 従業員222名 
年収 平均年収369万


クリップコーポレーションの資本・財務分析

【株主構成

筆頭株主 平和堂22%(井上氏が代表取締役) 2位は社長の井上憲氏氏11% 3位は専務の山下隆弘氏5.8%

井上憲氏氏の株式数が年々減少・・・徐々に株数を処分しているようだ。うーむ・・・・。
株主名簿から竹田和平氏の名前が消えている。(だからダメというわけではないが)

【資本政策

03年に1.5分割

【財務分析

財務はいたって健全 キャッシュリッチ企業

ネットキャッシュ32.2億(うち有価証券8.3億)
有価証券の内訳(株式2.3億 他は国債)


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