新興市場の株式投資

カーディナル

ヘラクレス上場のカーディナル(7855)の分析2です。

2009/01/08 株価300円 時価総額6.4億 現在の株価

カーディナルを投資対象として分析

【成長性】

サッパリ分からないです。
カードの市場は拡大するのか?

【リスク】

カード製造事業なので原材料関係の影響が大きい。

【IRさんに聞いてみた】

Q 御社の主要な取り扱いカードの種類は?
A 金融機関のキャッシュカードから街の美容院のカードまで、あらゆる業種のカードを製造しております。金融機関のキャッシュカードやクレジットカードは全体の約3%程度であり、少量・多品種のカードが主な製品となります。

Q カードの主な原材料は?
A 主にプラスチック製となりますので、原油価格の影響は受けます。よって為替の影響も多少受けることになります。

Q 「彼」から何か要求等は?
A 過去に要求・交渉等はまったくありません

Q 今後の成長性については?
A カードは販売促進品であり、メディアや情報誌等による広告宣伝などと比較して、低価で宣伝を行うことができます。消耗品であり、また、リピート性もありますので、まだまだ、マーケットはあると考えております。今後も少量・多品種で他社に追随を許さない利益追求型経営を目指しております。

【割安度分析】

予想PER4.28倍 実績PER4.76倍

業績達成+無成長
2.5+(1.5×10=15)=17.5億(36.6%) 土地含む(31.4%) 

業績達成+5%成長
2.5+(1.5×12=18)=20.5(31.2%) 土地含む(27.4%)

安いことは安いです。

【指標等】

実績PER 4.76倍 予想PER 4.28倍 PBR 0.38倍
ROE 8.3% ROA 5.5% 自己資本比率 68.3%
ROIC 真のPER 2.91倍
株価300円で計算


カーディナルまとめ

有価証券報告書だけでは、この程度しか情報が集まりませんでした。まあ、株主構成で驚愕の事実が分かっただけでも大収穫かもしれません。

長期的には面白い銘柄と思いますが、なにせ情報が少なすぎて実態が掴みにくいです。カーディナル社を投資対象として分析しているサイトやブログも皆無に近いです。だからこそお宝銘柄の可能性もあるわけですが。

ただ、資産的な価値で買えるわけでもなく、将来的な成長で買えるわけでもなく・・・PER水準としては5倍以下と、かなり安いと思えますが、どうなんでしょう。

監視銘柄として引き続き調査してみたいと思います。



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