投資メモ(IR担当に聞いてみた) |
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ビーグリー 3981 2017年5月19日 最近新規上場した「まんが王国」を運営している会社です。 Q市場規模やシェア、競合関係を教えて欲しい A電子コミックの市場規模は1500億ほど 当社は売上100億弱なので6〜7% 上場企業での競合は、インフォコム、パピレス、イーブックなど 大きいのはインフォコム また、大手でなくても投稿サイトなど全般的な意味での競争は激化している Q直接のコミックの仕入れを強みとしているとあるが、割合はどれぐらい? Aほとんどは直接仕入れしている Q毎年の成長目標みたいなものはあるのか? A特に設定していないが、市場規模が年々成長しているので(10%程度)それぐらいは成長していきたい Q利益率の改善余地は? A規模が大きくなると広告宣伝費の効率が良くなる、またキャリア決済ではなく、クレジットカード決済に誘導することで、手数料を軽減することができる(どれぐらい減らせるかは教えてくれなかったが、かなり違うようだ) Q先日公表した1Qについて、会社の予算と比べてどうか? A売上はほぼ会社想定 利益については良かった。主な理由は広告宣伝費の効率的な運用ができたことによる。 Q2Q以降は広告宣伝費が増えるということか? Aそういうことではなく、その時に応じて最大に効率が良い広告宣伝をしていく Q前期は広告宣伝費をかなり使っているが、どういう理由か? A広告宣伝の量を増やしたのではなく、色々な取り組みを試した期だった。今期の広告宣伝費が少ないのではなく、現在が巡航速度 Q国際会計基準を採用しないのか?(のれんが多いため) A社内でも話は出るが現在は検討していない Q東証1部には行きたい? Aノーコメント Q配当出してほしい A当社は配当政策を重要な・・以下略 総評 最近IPOで新規上場した会社だが、筆頭株主で80%を保有していたリサパートナーが全株を放出したために、浮動株が多く、需給が良くないと推測される。事業自体は順調で、直近の1Qは堅調であり、また最近のIPOによくみられる、国際会計基準を採用して、のれん償却をしないことにより利益を大きく見せるようなことはしていないところは好感が持てる。今後東証1部を経て需給が改善し業績が堅調に推移すれば、株価も上昇する可能性は高いという印象を得た。 |