投資メモ(IR担当に聞いてみた) |
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アプライド(3020) 2016年8月16日 九州地盤のパソコン小売り、法人向けパソコン販売をしている会社です。 Q 1Qが好調だったが理由は? A 個人(店舗)は苦戦気味だが法人部門が健闘している また店舗でのサポート・サービスの分野が好調 Q 何か特需的な要因があったのか? A そういうことはない Q 店舗販売と法人販売の割合は? A 売上が個人3 法人7 利益的には逆になっている Q 法人部門はいつごろから? A 一昨年から強化している Q 為替が円高に振れているが影響は? A 為替の影響はほとんどない(円安でも同じ) Q 進捗率が良いが、2Qに何か費用などを考えているのか? A 特にその予定はない Q 営業利益の進捗が高いので、上方修正しても良かったと思うが、何か懸念があったり受注が鈍化しているということがあるのか? A そういうことはないが、進捗等を考えて必要なら修正はする Q 配当は業績連動というよりは、安定配当志向だと思うが、業績が好調なら増配を検討してほしい A 前向きに検討する Q 将来的に東証1部を目指す? A 現時点ではあまり考えていない Q 以前のリーマンショックでは業績が落ち込んだが、今後景気悪化したらやはり影響は受ける? A 影響は受けるが、以前は個人(店舗)中心だったので、個人消費の低迷で直撃を受けたが、今は法人・公官庁・学校などとも取引があるので、その部分ではある程度一定の需要があるために、多少はカバーできると考えている(←この回答には若干疑問を持った 法人のほうが景気が悪化すると予算を縮小するのでは?と) Q 御社の業績はやや下期偏重に思えるが、どのような要因であるか? A 特に公官庁や法人・学校などは年度末に予算を消化する関係上、4Qに売上・利益の割合が多い 総評 九州では意外と知名度がある当社だが、他県ではなにそれ?ぐらいの存在感しかない。パソコンの小売りがメイン事業だが、法人営業に注力しており、今後はどれぐらい拡大していけるかがポイントになりそうだ。PER水準は低く万年割安株だが、パソコン事業なんて成長するわけねーよ!という投資家の認識が反映されているのだろう。 法人部門で攻勢を掛けているとのことだが、どれぐらい差別化できるのか、地理的にどこまで伸ばせるのかが分からない。この部分は個人では把握できないので、きちんと業績をチェックする必要がありそうだ。 |